勝俣部長の「ため息」3622回・・・・家庭の香

 

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           「法華経寺」 撮:2021.1


3月5日 金曜日

 

 

  折角、生きてるだから

(ツイデ)が無い

 

 勝俣部長・・・・息子2人に、孫がそれぞれに2人の4人いる。

 コロナの有無に拘わらず、直接会う事は殆ど無い。

 お年玉等は、人並みに上げるが郵送である。

 その額も自己ルールが有り、当該孫年齢×500円と決めている。

 孫と爺さんとが連れ立って歩く事なんか・・・・一度たりとも無い。

  (写真ハガキ、手紙は 何かにつけて良く出しているが・・・・)

 別に可愛いく無い訳では無いが・・・・まあ、親子の変形関係と言える(かも)。

 長男家(チ)の・・・・固定(家庭)電話が故障してしまった。

 大抵の連絡は息子か、奥方であるから・・・・2人の携帯に掛けている。

 固定電話が無くても用件はむ・・・・は確かである。

 ・・・・何かが足りないと言うか、変と言うか、物足りないと言うか、寂しいと

言うか・・・・。

  ・固定電話に掛ける

 誰が出るか分らない。

   「おお おお 何々ちゃんか 元気か 酒飲んでるか(まさか)」

   「ところで お父さん居るか・・・・」

 などと、本用件で無い、の場が生まれる。

  ・固定電話に掛ける

   「はいはい勝俣ですと 本人が出る」

 一通り話をした後、

   「何々ちゃん 元気かい・・・・」

   「とても元気だよ 今、変わるからね・・・・」

   「おお おお 何々ちゃん 元気か・・・・」

 などと、ここで序にが生まれる。

 ココに・・・・家庭を、垣間見る(景る)事が出来る。

 携帯は便利で、確かに機能(昨日)的ではあるが・・・・。

 一昨日も、その前の日も・・・・明日も、明後日も生まれない。

 機能、効率から言えば・・・・その横道のズレこそが邪魔であろう。

 携帯は・・・・ハンドルの遊びゼロの車である。

 危険である(面を持つ)。

 そりゃもう、家庭ではねぇ。

   「間違っても 携帯があるからいいやとはするなよ・・・・」

   「なるべく早く 固定電話を直しておきなさいよ・・・・絶対に」

 つい最近、他の用件も有り、息子のカミさんに・・・・序に強く命じた伝言である。

   「確かに その通りですね・・・・」

 近々修理完了するズラ・・・・。

 つづきます。

 

 

 水は水 水のまま