勝俣部長の「ため息」3088回・・・・濁り酒

11月24日 日曜日

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                     手振れしてボケる 板橋「仲宿商店街」 撮:2019.10

 

 

 

せっかく、生きてるんだから

   哀 愁

 

 哀愁・・・・この言葉も実に良く聞く(見る)。

 歌謡曲・・・・哀愁列車、物語、酒場、高山、夜、宗谷岬・・・・そして哀愁波止場、

などなど。

 一昨日仕事で、長野県の屋代まで出向いた(上田市長野市の中間当たり)。

 車窓より・・・・否が応でも・・・・行きは左手、帰りは右手に見える・・・・あの千曲川

 目が必然的に飛ぶ。

 堤防の決壊で全滅した、穂保地区ほど酷くは無いが・・・・千曲川の両岸は無残な姿を

残す。

 勝俣部長(半世紀以上前)・・・・入社した早々、長野市は担当の1つであった。

 千曲川と聞けば哀愁漂う川・・・・外にイメージはない。

    小諸なる 古城のほとり

    雲白く 遊子悲しむ

 で始まる、島崎藤村の「千曲川旅情の歌」

    緑なす ハコベは萌えず

    若草も しくによしなし

    しろがねの 衾(フスマ)の岡部

    日にとけて 淡雪流る

 この後少し省略・・・・最期の締めに・・・・毎度

    千曲川 いざよう波の 岸近き宿にのぼりつ

    濁り酒 濁れるみて

    草枕 しばし慰む

 千曲川・・・・私には、本当は哀愁なる、思い出の川なんです。

 武蔵浦和駅に戻ったのが19時過ぎ・・・・しばし一献傾けて帰りました。

 つづきます。

 

 お酒飲み 水を飲み 良い飲み方ですよ