10月14日 月曜日 体育の日
九品仏浄真寺 境内 撮:2019.9
折角、生きてるんだから
世間様には申し訳ないが、一昨日の台風惨禍の日・・・・長時間DVD「アマデウス」を一気に見て過ごしました。
言わずと知れた天才音楽家「モーツァルト」の生涯を・・・・モーツァルトとさえ出現しなければ、これまた天才音楽家の名を欲しいままにした男・・・・「サリエリ」を通して
描く構成である。
天才サリエリだからこその証明・・・・詰まり、我々凡人には、絶対に無理な表現が、
2箇所ある。
画面を停止させた(書き写す)。
・音符1つ変えるだけで(モーツァルトの音楽は) 破綻する
・楽句1つ手直しするだけで 曲全体が壊れる
サリエリがモーツァルトに嫉妬し、憎む(最後は自殺)場面である。
さざ波のように構成されるモーツァルトの音楽・・・・音符の数は一体幾つあるのだろうか・・・・。
一つや二つどうって事は無い・・・・凡人はそう思ってしまう。
そう言えば以前・・・・俳聖「松尾芭蕉」の本を読ん事がある。
芭蕉さんは後年(2年とか3年)・・・・経ったとしても、気になる(なりつづけると言うべきか)一字を・・・・引っ張り出しては修正したと書いてあった。
映画でのモーツァルトは、30才半ばで死ぬ寸前・・・・天才と言うより、
神をも凌ぐ狂人モーツァルトして描かれている(と私には見えた)。
凡人は一音符や二音符・・・・一字や二字・・・・それどころか、大幅に狂っていても、
いっさら気にならないからこそ・・・・狂わずに生きて行けるのだ・・・・。
有り難くも、ちょうど良い能力である・・・・そう思いましょう。
つづきます。
アマデウス見終えて 水を飲みました
天才モーツァルトを言葉で