勝俣部長の「ため息」2958回・・・・悲しい病院物語

f:id:bon-ku-ra:20190715155902j:plain

                                  JR「上中里」駅前 撮:2019.7.15

 

 

7月16日 火曜日

折角、生きてるだから

まさに 今の時代

 

 勝俣部長・・・・折角入院手術したのだから、病院物語を今一つ。

 11日に入院し、手術をしたその日の事である。

 右足の付け根より、心臓に向かいカテーテルを挿入する。

 心房内で所定の術式を終え(火傷を施し)・・・・カテーテルを抜く。

 恐ろしい事、と、言えるかも知れないが・・・・全身麻酔では無いため、その過程の40パーセント近くは認識が出来ていて、記憶に残る。

 手術の後、最も肝要な事は・・・・右足付け根の傷を、如何にして動かさないか・・・・ここである。

 勿論、身動き取れない無いように、それなりに施されているが・・・・弁慶の泣き所(如何にも古い)・・・・右足が動いてしまう・・・・事が分かった。

 そこで看護婦さんに(看護師では無い)来てもらい・・・・右足首をベッドに縛り付けてくれるようお願いした。

 ところがコレが、甚だ問題との事・・・・。

   「患者を り付けた」

 病院側は、患者からの文句を恐れるのである。

   「済みません 承諾書にサインをして戴けませんか・・・・」

 差し詰め、「縛り(足)首」の承諾書である。

 時代は今・・・・今の時代・・・・術式は信頼感で無く書式である・・・・。

 人情では無く・・・・人の権利と言う、甚だ面倒な面を持つ刃傷事件を恐れるのだ・・・・。

 悲しい病院物語である。

 つづきます。

 

 

 それにしても 日が照りませんね・・・・でも水ですよ