勝俣部長の「ため息」2304回・・・・清い水

8月15日 火曜日

(写真:上野公園)






好き勝手に 言いたい放題
年を競う 心理


 一昨日、墓参りに行き(山梨県都留市)、昨日、早々に戻って来た。
 檀家120軒の小さな集落であるが、参加率は選挙などの比では無く高い。
 この集落にも確実に高年齢化が襲い、一緒に参加した我が二男(42才)が、際立って若いから何をか言わんや・・・・である。
 立ち寄った・・・・昔流の言い方をすれば勝俣家「本家」・・・・。
  ・小学生の頃から 母親に連れて来られていた
 当時から順を追うと今 のの、
  ・お祖父さん(お祖母さん)が主 であった
  ・その後主はご両親に 移った
  ・そして今の主に 繋がれている
 和室の壁に沿い掲げられている、各位の大きな顔写真に歴史を感じる。
   「敏彦さん(敏彦は私の名前) 幾つになりました」
   「私ですか 今年74才になりました が」
   「いいよな まだまだ若いし 元気だもんな」
 本年 86才になる主だから 沈黙するしかない
 若いんだから有利なるのに、何と無く嬉しく無い言い方に取れてしまう。
 絶対的沈黙が許せない心理・・・・かもな。
 そう言えばよくあるよな・・・・
  ・まだまだ 若いじゃん
  ・まだその年ならいいよ・・・・
  ・50才台のときには 60才台の人に 
  ・60才台のときには 70才台の人に
 そして今、70才台だけど80才台の人には沈黙。
 老人は、激しく年を競い合い、人生最後の心理的勝負をするものである。
 つづく。



 墓前に 立山の清い水を 供えました