勝俣部長の「ため息」2376回・・・・人間性は 法律が

10月29日 日曜日

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             (北海道「小樽市」)

 

 

 

         好き勝手に 言いたい放題

成功どころか 失敗も出来無かった

 

 

 初心 忘れる ベからず。

 何事も最初は未熟だよ・・・・作法知らずだよ。

 鍛錬を重ね、次第に一丁前になる。

 (一丁前:今も使うのかな)

 だから、常に努力する心を(初心の未熟さを)忘れてはなりません。

 世阿弥の言葉と聞く。

 勝俣部長・・・・この初心を作法とか・・・・実力と置き換えた。

 天才を除き・・・・大抵の人は、最初から実力がある訳は無い。

 成功するには・・・・当時の私の場合は売り上げを獲得するには、一にも、二にも、そして三にも、練習、訓練、鍛錬、修行・・・・売りの実力身に着ける。

 鍛錬と言っても、

  ・商品や生産現場や 自社が備えるあらゆる力の知識

  ・今後備えて行く 方向性

  ・礼儀作法

  ・文章作法

その他もろもろの、求められる社会的作法の身に着け。

 勝俣部長・・・・自分で自分が凄いと思うのは・・・・この成功を失敗に置き換えたのだ。

 最初は(初心の未熟さは)・・・・成功も失敗も無い。

 成功もしなければ、会社をひっくり返すほど、ダメージを与える実力も(作法も)無し。

 例えば新人営業マンが、大きな取引先に行って、何か失敗をヤラかしても、直ぐさま上司が(会社が)その失敗を簡単に修復してしまう。

 例えば、

   「お願いします 我が社との取引を 止めて下さい」

と大声で言ったところで、相手を崩す事は到底不可能。

 自己結論・・・・だったら、恐れず、どんどん行け行、行け・・・・勝ちゃん行けし、行けし。

 何れ実力を着けて、絶対に失敗してやるんだ・・・・なんてハチャメチャ思考。

 いい若者だった、だった。

 ところが今はろしいぞ・・・・実力なんて(作法なんて)不要。

 行き成り成功するし、行き成り失敗するぞ。

 効率だけの追求・・・・人間性は法律にお任せ。

 世阿弥の心を許す、余裕無き社会。

 プレ金と世阿弥とでは、全く違うんだよな・・・・コレが・・・・。

 つづく。

 

 

 水 飲みましょう