勝俣部長の「ため息」1732・・・・半世紀以上も前の 事

1月3日 日曜日

                                                    
                                                           (草加松原)



好き勝手に 言いたい放題
昔 あった あった音


 正月2日(昨日)午後、東京駅に出向いた。
 年末に物色しておいたコートが、正月セールで幾らかは安くなるかもな・・・・期待感は外れた。
 帰路、乗った京浜東北線上野駅を過ぎた辺りから、細やかに走る音が聞こえ出した。
 2〜3の人も気になると見え、音の出所を追い求める。
 なんだろう・・・・この音。
 しばらくして、音は、網棚の上を細やかに走っている・・・・ようだ。
 何の事は無い・・・・誰かが空のペットボトルを、網棚に乗せたのだ。
 それが電車の速度や揺れで、前後にコロコロと走っていたのである。
 ウム ウム・・・・そう言えば昔・・・・こんな音を度々聞いたよな〜。
 布団に入り眠る時、嫌応でも眼は天井を向く。
 そうそう・・・・その天井をが細やかに走る、走る、走る。
 半世紀は優に超える昔の音が、懐かしく重なって来た。
 懐かしいって言えば懐かしいが、
  ・当時 なぜ鼠が天井にいたのだろう か
  ・何の目的で 鼠は走ったのだろう か
  ・今の怠惰な猫と違い 働き者の猫に追われ 逃げ隠れていたのだろう か
  ・その音は いつごろから しなくなったのだろう か
 疑問が次々と湧き出る中・・・・気が着いたら 新春イッパイ ノム タメ ノ 下車駅・・・・「川口駅」に着いた。
 あの音・・・・今も、何処かに行けば、聞く事は出来るのだろうか・・・・。
 大昔のである。
 つづく。


 朝の水 今年も快調