勝俣部長の「ため息」1519・・・・一番の不思議

5月14日 木曜日

                                                  
                                                      (信州 別所温泉 にて)



  好き勝手に 言いたい放題
身体検査 と 車検 と


 我々は常日において、2つの検査を定期的に行う。
 一つが「身体検査」で、一つが「車体検査(車検)」。
 ところが同じ検査でも、意味するところはかなり違う。
 車検は法的な強制力を持つから、一定時期になると必ず実行しなければならない。
 身体検査は、何の法的強制もないから、やらなければ、それはそれで済む。
 ただ個人の事として、どちらがより重要かと言うと・・・・通常の感覚なら、車ではなくて体の方である。
 ところがこれが全く逆となるから不思議である。
 車検には懸命になる。
 人によっては車には、最大限のお金を掛ける。
 まあ、検査からは離れるが、
  ・やれ タイヤは 何
  ・ホイルは 何
など、惜しげもなく散在する。
 が一方、自分の体となると、
  ・検査自体を避ける 気配を持つし
  ・金の掛らない検査なら(公的な検査) 受けるし
  ・病みださない限り 見向きもしない
 つまり、積極さが微塵も無いのである。
 車なら買い替える事が出来るのに、一回致命傷を受けたら、二度と生まれ返れない・・・・買い替え不能
体を等閑(ナオザリ)にする・・・・。
 世の中に不思議は一杯あるが、二つの検査の、「理解感覚」の違いほどの、不思議さは無い・・・・。
 つづく。


 今日も 水で 元気よく です