勝俣部長の「ため息」1437・・・・無表情社会

2月14日 土曜日

                                                  
                                                       (新座市「平林寺」)



 好き勝手に 言いたい放題
とにかく 人が出てよ


 技術の進歩と言うか、人件費が高過ぎるからか・・・・何か聞きたくて(知りたくて)電話を入れると、自動音声が流れる
  (しかも自動音声を聞くまでには、何回か掛け直さなければ中々繋がらない)
 やっと繋がったかと思うと、
  ・何何の方は 何番を
  ・何何の方は 何番を
 あの瞬間の嫌な感じって・・・・勝俣部長だけの特別な個感情だろうか。
 大袈裟に言えば、生きてる事が嫌になる。
 無表情過ぎて、思わず電話を切りたくなる。
 有料でいいから「人」が対応してよ・・・・しろよ・・・・なあ。
 昔のように、こっちの問いかけに合わせて、
  ・はい その件なら このようになっていますから とか
  ・はい 分かりました それでは 何何係に繋ぎます
などと・・・・あの人情風景は何処に行ってしまったのだ。
 最近の訳の分からない事件(殺人)・・・・機械対応が生み出した「無表情事件」じゃないの・・・・。
 まあそれでも、自動音声に繋がるのはまだいいかも・・・・大抵は「プー プー プー」と無表情の親分格の無表情が反応する。
 やっとこさ繋がった・・・・無表情の中にも、一瞬の嬉しさが・・・・ところが無表情は更に進み、有非常となるのだ・・・・。
  「只今 電話が混みあっております しばらくしてから お掛け直し下さい」
 バカ、間抜け、国民年金の電話担当係め・・・・マトモナ国民になれる訳がねええ・・・・。
 つづく。


 まあそうカリカリせずに 水をお一つ