勝又部長の「ため息」1244・・・・老若男女の バランスこそ が

6月13日 金曜日

                                                  
                                                        (奈良県天理市」)



    好き勝手に 言いたい放題
嗚 呼 高齢 自主防災会 


 勝俣部長、・・・・住まいの集合住宅は、360戸構成である。
 今時にしては珍しい程の、「和気あいあい感」が漂っている。
 それに何と言っても素晴らしいのは、まさに、今時にしては珍しく「中庭」が広い。
 構内に入れば、下界と遮断される感があり、・・・・それだけだ、かなり落ち着いた雰囲気が漂う。
 まあ、それはそれとして、「3.11大震災」後、・・・・我々の団地にも「自主防災会」なる組織が誕生した。
 とは言っても、積極的に参加しようとする人は少ない。
 そのため、管理組合や自治会の役員が、自動的に組み入れられてしまう。
 勝俣部長、・・・・この4月、輪番制の選出により、向こう2年間の駐車場管理(駐友会)の役員になった。
 そしてそのまま、「自主防災会」に組入れられた。
 先日、組入れられた防災会の組織図が届いた。
 見たら私は、「救出・救護班」に嵌めこまれている。
 世の為、人の為になるのなら、躊躇(タメラ)わない性格(タチ)だから、救出救護班は大歓迎だが、・・・・だが・・・・だが。
 考えたら、昨年の大手術の後遺症により、「人様」を助けるどころか、こっちの方が、助けられなくてはならないのが現実である。
 しかし、もっと考えたら、築40年を超える、我々集合住宅に住む面々、・・・・救出・救護班はもとより、
  ・消化班
  ・避難誘導班
  ・緊急施設班 
  ・給水給食班
  ・情報班
のどれ一つとっても、高齢者組織であるため、イザと言うとき、ヨタヨタ身体の組織では、とても覚束ないのでは、・・・・。
 訓練されたレスキュー隊でも、困難極まる震災時、・・・・「自主防災会」丸ごと沈没、・・・・こうなる確立が高いのでは、・・・・。
 高齢化とは、持つ意識が如何に高くともに、・・・・身体的にはヨタヨタ組織となる・・・・そう言う事である。
 人間集団、・・・・老若男女の、構成バランスの良さこそ、自主防災会足り得る条件では、・・・・。
 自主防災「限界集落」此処に在り、・・・・嗚呼。
 つづく。


 イザのとき 先ず 飲み水確保 ですよ