2月19日 水曜日
(越後湯沢「ほくほく線」車窓より)
好き勝手に 言いたい放題
うすら寒い
勝俣部長、・・・・普段滅多に使わない言葉、
「うすら」
なる言葉を、昨日使った、・・・・と言うより感じた。
*うすら:うすい、少し、何と無く
雪による交通事情を考え、車で無く、電車で小田原まで出掛けた。
現地に着いて分かったのだが、伺ったお得意先の最も近い駅は、小田原駅の2〜3個手前(東京寄り)の「二宮駅」であった。
だから帰りは、この二宮駅から乗った。
この駅は「各駅電車」しか止まらない。
まあ、ノンビリ行くかと決め込み乗車した。
当たりは、雪がまだまだ見える寒空。
有難い事に、車内は「ほどよい暖かさ(暖房)」。
ウトウトする内に平塚駅に着く。
突然車内放送が告げる。
「ええ この電車は平塚駅で 湘南ライナーを待ちます」
「渋谷 新宿 池袋方面に行かれる方は お乗り換え下さい この電車より 早く着きます」
詳しく聞いていると、池袋の次が「赤羽」に・・・・その次が、何と「浦和」に止まるではないか。
儲けたとばかり、そのライナーに嬉々として乗り換えた。
ところが、これが失敗だった。
確かに早く着くから、時間的には申し分ない。
ところが車内はガラガラ、・・・・寒さまる感じ、・・・・時は冬・・・・外は雪の残る風景、・・・・勝俣部長、寒さに超弱。
電車内の暖房が、まるで効いて無い。
隙間風さえ感ずる始末。
「何だ この電車 車掌は バカか」
「もっと 暖房を上げろ」
なんかと、一人ブツブツ・・・・。
外に居る訳ではないから、完璧な寒さでは無い。
そう、いわゆる「うすら寒い」のだ。
この「うすら」を翻訳すれば、妙に落ち着かない状態となる。
JRには、冷暖房基準があるのだろうが、多分「温度管理」だけだと思う。
大雪による、「視覚的寒さ管理」は無いに違い無い。
混雑度と温度管理も無いに違い無い。
ところが人間は人間である。
数値が正しければ、・・・・それで善くはない。
車掌さんよ、・・・・たまには車内を巡回して、人間の乗車風景を見て見たら。
結局、ウトウトどころか、誠に落ち着かない「うすら寒さ」を感じながら、1時間30分近く、・・・・冬電車を感じたのである。
まあ、うすら寒さを、・・・・そう、久し振りに、「うすら」なる日本語を感じたのだから、感謝するべきだよな、・・・・うすら有難うさん。
つづく。
水 1本 カバンに 必需品