9月14日 土曜日
(「築地市場」近郊)
手遅れになって 健康を知る
やはり 飽きて しまうのか
今週の始め、・・・・同じ集合住宅の一階下、12階に住む老人クラブの会長さんが、ギックリ腰で、・・・・少々オーバーに言えば、1mmも動く事が出来なくなってしまった。
30年前に一度経験が有り、少し休んで居れば癒えると、本人は踏んでいた。
ところが時間が経っても、1mm移痛絶望の痛みから開放されず、・・・・結局、救急車を呼び、病院に行った(痛み止めの処置の結果、その日の内に退院)。
会長さんは奥方を、何年か前に亡くした。
女のお子さんは、結婚して横浜方面で生活。
長男さんも、外に出て自活。
詰り、勝俣部長同様、立派な独居者である。
一頃、
「勝俣さん 私 ワタミ から 食事を届けて貰ってます」
と、聞いた事があった。
今回様子を見に行ったとき、
「相変わらず 食事は ワタミ からですか」
と聞いて見た。
そうしたら、予期せぬ返事が返された。
「毎日だと 飽きます から」
しばしば掲載される新聞広告で、「ワタミ食」は知っている。
かなりきめ細かく作ってあり、・・・・言うならば、「飽きない工夫」一杯の食事に見えていた。
それでも、毎日だと飽きると言う。
この現象を、「凡句楽」流に解釈すると、
・毎日の食事に 飽きるのでは無く
・自分が 何もしない(何一つ参加しない) 食事に 飽きる
のである。
何処か体が悪くて入院していれば、毎日出される食事に、自分も、体の不調と言う形で、参加してるから、まだいい。
結局人間、為すがままな状態に身を置くと、一見、凄くラクチンに見えるが、神経の方は、決してラクチンにはならないのだ。
何でもいいから、自分自身に対して、「参加型」の行動様式を作った方がよさそうだ。
殊に独居者は、心穏やかな生活送れそうである。
さあ、本日も、張り切って、食事を作るぞ、・・・・参加型の見事な独居者、・・・・ここに健在なり。
つづく。
会長さん 差し入れの ファインアクア(水)を お飲み下さい 落ち着きますよ