勝俣部長の「ため息」967・・・・不参加の 参加祭

7月29日 月曜日

                              
                                   (群馬県富岡製糸場」)



  手遅れになって 健康を知る
ああ  カラオケ 大会


 勝俣部長、・・・・銀座のパブバー時代(pier21)、お客さんの歌うカラオケに、嫌になるほど付き合わねばならなかった。
 以来、カラオケ恐怖症になったと言っていい。
 まあ、その個人的な事情は別として、一昨日27日(土)、住まいの団地祭が開催された。
 昭和58年(1983ネン)、札幌より移り住んでから、毎年経験する親睦祭である。
 カラオケ大会が、いつから始まったか記憶に無いが、・・・・焼き鳥、生ビール、枝豆、ウチワなどの、夏の風物詩の一つとなり、夕闇迫る広場で歌うカラオケは、今や、この祭りに欠かせないイベントである。
 ところがどうしたことか、今年のカラオケは誠に迫力が無い。
 シコタマ飲みながら、何人かと雑談をしていると、何やら遠くで、虫が鳴くほどにしか聞こえない。
 その筈である。
 集会所の中で、こじんまりと歌っているのだ。
 言うならば、密室の中のカラオケ大会。
 折角、祭りに溶け込んだカラオケが、祭りから分離独立し、何とも場違いな雰囲気を作っている。
 聞いたら、外で歌うカラオケは、同じ団地に住む人から、うるさくて迷惑、と言うクレームが着いたのだと言う。
  ・年にたった一度
  ・子供から大人も楽しめる団地の夏祭り
  ・そのウルサさを配慮して 午後8時に閉幕
 聞く人によっては、カラオケは確かにウルサイかも知れない、・・・・。
 ただ祭りは、午後8時で終わる。
 私なら年に一度、この日の、このカラオケ時間を、「夕涼みの散歩時間」と決めて、外出する。
 参加しないのが参加すると言う、・・・・そんなお祭りの盛り上げ方があってもいい、・・・・。
 嫌でも何でも一緒に住む者同士、不参加の参加祭、・・・・っちゅうのがあってもいい。
 気を着けないと、どんどん鬱病に向い出しているかも知れませんね、・・・・我々は。
 つづく。


 夏祭りは ビールですが シメは やっぱし水ですよ