勝俣部長の「ため息」932・・・・無視出来なかった 腹の 虫

6月24日 月曜日

                              



    手遅れになって 健康を知る
優先席 など 設けない方が いい


 一昨日、法事に出席するため、何年か振りに大阪に向った。
 赤羽駅より、京浜東北線に乗り換え、・・・・多分、田端駅だったと思う。
 優先席付近のドアから、どちらも杖をついた、年配のご夫婦が乗車して来た。
 ご存知のように、優先席表示の座席は左右に、6人分ある。
 車内はそんな混んで無く、やや離れた、勝俣部長の座席からも、優先席付近が見通せた。
 優先席に座る6人。
 ご夫婦を完全に無視。
 誰一人として、席を空けようとはしない。
 中には、杖着き夫婦を、間違い無く見ている人も居るのに、・・・・。
 思いあまって席を立ち、人に取られたら元もこも無いから、上着を席に置き、ご夫婦に近付いた。
 ご主人さんの方が、より足が不自由と見えて、奥さんに手を引かれながら座った。
 テレるほど、お礼を言われた。
 その時、私の左に座っていた、女子学生さんが席を空け、奥さんも座れる事になった。
    お体の ご不自由な方に お譲り下さい
 優先席の謳い文句が、白々しい。
 あんなモノ(優先席)が設けられているから、腹が立つのだ。
 廃止した方が、よっぽどいい。
 そして、横浜市営地下にように、時折
    全車両、全席が優先席です
と、アナウンスした方が、よほど気が効く。
 隣の女子学生さんに、少し、腹の虫を治めて貰ったが、嫌な風景を見ての、大阪行きとなった。
 つづく。


 東京駅に着く カバンから 水を取り出す 飲む 腹の虫が 消えた
 単なる水は 殺虫効果も あるのだ