勝俣部長の「ため息」917・・・・案外正しい 選択基準

6月6日 木曜日

                               



手遅れになって 健康を知る
 職人  の  口数


 昔から、職人さんと言われる人達は、概して口数が少ない、・・・・そう、相場が決まっている。
 100分の1mm、1000分の1mmを争う技術は、我々凡人には、計る事の出来ないほどの、神経を集中させるに違い無い。
 言葉なんか発する暇は、とても無いのだと思う。
 逆に言えば、ペラペラ喋りまくる人の技術は、むしろ、怪しいのではないか。
 こんな観点で言えば、医学知識は当然にしても、それ以上に「腕」を求められる、・・・・つまりは「職人業」を求められる、例えば、歯医者とか外科医とかが、仮に
  ・ペラペラ しゃべり捲る 歯医者
  ・ぺらぺら しゃべり捲る 外科医
としたら、腕の方は、ちょっとと言うか、凄く怪しいと思ってしまう。
 元高校球児でタレントになった「坂東英二」さんとか、「黒柳徹子」さんが、もし外科医だったとし、しゃべり捲りながら「オペ」でもしたら、・・・・この例え、勝俣部長が、ここで言わんとすることが、理解されるのでないか。
 今回の勝俣君の執刀医(脳外科医)は、その点、・・・・もう少ししゃべってくれたらいいのに、・・・・と思うほど、無駄口は叩く人ではなかった。
 よし、この先生に「身を託そう」、・・・・そう決めた要因であった。
 職人さんは、腕に神経を集中させるのが商売、・・・・無口なくらいが、ちょうどいい、・・・・。
 一つの、選択基準である。
 つづく。


 黙って 水を 飲もう