5月10日 金曜日
手遅れになって 健康を知る
ボクシング を 美しい と 思った
勝俣部長、・・・・幼少の砌(ミギリ)より、ボクシングを見るのは好きである。
小学生時代、・・・・詰り、半世紀以上前、・・・・家主のオジサンが、明治大学のボクシング部に居たとかで、自宅の蔵の2階に、サンドバックを吊るして、毎日のようにブッタたいていた。
たまには、当時有名なプロの選手を、自宅に招待などしていたから、・・・・そんな影響かも知れない。
以来、テレビの普及とともに、何人もの選手を観戦して来た。
先日8日の夜、ミニマム級とライトフライ級の、世界級ダブルタイトルマッチが行われた。
ライトフライ級に出る、「井岡一翔(カズト)」選手の戦いを見たくて、当日は、早々に身構えていた。
知る人ぞ知る「井岡選手」は、まさにボクシングの申し子、・・・・スーパーボクシング技術の、持ち主である。
12戦負け無し、8KO勝ち。
戦績もさることながら、彼のボクシングの凄さの証明は、・・・・彼の顔を見れば、どんな素人にも直ぐ分かる。
映画スターにしてもいいような、素晴らしく綺麗な顔をしている。
ダメージを受けたところが、どこにも見当たらない。
普通、ボクサーと言えば、大なり小なり顔が歪んでいるものである。
(例ば 米国タイソン 日本ガッツ石松)
この日の戦いは、世界タイトルマッチだから12回戦(昔は世界戦は15回戦)。
狙い定めた通り、9回2分51秒で、相手をマットに沈めた。
今まで、何人も、何回も見て来たが、ボクシングが美しいと感じたのは、始めてである。
彼の戦う姿が、限りなく美しい。
醜さが全面に出てしまうボクシングにあって、ボクシングそのものを美しいと感じさせる彼は、・・・・全く新しいボクシングの世界を、・・・・ボクシングを芸術の域に運んだのである。
次回のタイトル戦があれば、是非、お見逃し無く、・・・・勝俣部長の、言わんとすることが、間違い無く分かりまっせ・・・・。
つづく。