勝俣部長の「ため息」887・・・・病室の 古希

5月6日 「子供の日」振替休日

                                          
                                           (慈恵医大21階 マースステ−ション)


 手遅れになって 健康を知る
防ぎようの無い    もある


 「歯突起後方偽腫瘍(シトッキ コウホウ ギシュヨウ)」、・・・・なる病気と言うか、疾患を知っている方が、果たしているであろうか。
 何を言おう勝俣部長、・・・・このややこしい病名の病で、先月24日から、昨5日まで、12日間、慈恵医大(新橋)に入院していた。
 大型連休を利用しての海外旅行などとは、真っ赤なウソで、
  ・大型連休を利用しての 大手術旅行であったのだ
  ・また 4月29日生まれの私は 生誕70年(古希)を 病室で迎えることになった
 第一頸椎、・・・・簡単に言えば、
  ・背骨の一番上の頸椎(脳みその真下)に
  ・不具合(偽腫瘍)が生じ
  ・それが脊髄を圧迫し
体に変調を来たした、・・・・そう言う病に犯されたのである。
 現出した変調は幾つもあるが、私の場合、歩行力、・・・・すなわち、「平地歩行」、「階段上下歩行」のバランスが崩れてしまったことが、最も厄介な現出であった。
 考えたら、我々が冒されるかも知れない病を分類すると、
  ・あるていど 防げる 病
と、今度の病のように
  ・防ぎようの無い 病
とに、分類できる。
 4月26日、午前8時過ぎ、手術室に入る。
 病室に戻ったのが16時過ぎ、・・・・予定時間を5時間と踏んでい家族は、諦めの気分が、起こり始めていたのかも知れない。
 ただ、手術の難儀さとは反対に、術後の経過は、大変順調であった。
 お陰様で、5月第3週中の退院が大幅に早まり、昨日の「子供の日」に、・・・・「古希老人」の退院が、適ったのである。
 食べ物「ゼロ管理」で入院したため、昨日、帰路、近くの「SEIYUU」で買い物をした。
 団地内の知り合いのご婦人に、我が頭の真後ろ、・・・・「縦10cm以上」にも及ぶ、縦長の傷口を、目ざとく見つけられ、・・・・声を、失わせたしまった。
 やはり、大手術であったのだ。
 つづく。

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