勝俣部長の「ため息」883・・・・今思うと 懐かしい

4月21日 日曜日

                                            



   手遅れになって 健康を知る
作 り 話  だろうけど 面白い


 先だっての事である。
 電車利用の仕事のため、手作り弁当持参とは行かず、昼間、ラーメンを食べた。
 時間的に激しく混み合う中、・・・・「案外 行ける 味」と、飛び込みの店であったが、成功であった。
 ややして、カウンター右端の席から、
  「俺の オーダー 未だかい 随分遅いじゃんか」
  「随分前に 頼んだじゃないか」
と、ムッとしながらのお客の声。
 ところが応対の店員が、
  「一生懸命やってますので そう 急(セ)かさないで 下さい」
 と、素っ気無く、連れない返事。
 このお客、切れてしまった。
  「もう 要らねえ」
 捨てゼリフを吐き、出て行ってしまった。
 まあ人間、腹が空けば、怒りっぽくもなるもの、・・・・。
 そういえば、と、・・・・勝俣部長、未だ、銀座8丁目で「パブバー」をやって居た頃(25年近く前)、IBMに勤務の、人懐っこい青年が、私に話してくれた、エピソードを思い出した。
 この青年、新潟に出張したときの事である。
 今日の私と同様に、昼間、ラーメン屋に飛び込んだそうだ。
 済みません、 
   「味噌ラーメン に 餃子」
 女性の店員が(案外若かったそうだ)、先ずラーメンを運んで来た。
  ・器を手前に引き寄せ
  ・コショウを振り
  ・口に加えて割り箸を割り
 食べようとした瞬間、
  ・長い髪の毛
が、器のど真ん中に、1本浮いていたそうだ、・・・・。
 かなりビックリ。
  「お姉さん お姉さん 髪の毛が・・・・ホラ ホラ」
 指で指示(サシ シメ)し、クレームを突けた。
 今日の、私の目の前の店員さんと違い、新潟の件(クダン)のお姉さん、ヤルは、ヤルは
  「あら お客さん それ お嫌い ですか・・・・」
 で、店員さんの「一本勝ち」。
 とこで、君は何と答えたのだい、・・・・質問した。
  「ええ 今日は 遠慮しておきます」
が、精一杯であったそうだ。
 出来すぎた、作り話しであろうが、・・・・時代は、遥かに長閑(ノドカ)、・・・・ギスギスさの少ない、いい時代であった。
 勝俣部長のパブブバー「pier 21」、・・・・まだまだ、儲かって居た頃の話しである。
 つづく。

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