勝俣部長の「ため息」816・・・・地道な努力を パーにするな

2月8日 金曜日

                                       



        手遅れになって 健康を知る
禁 煙  その精神を  イソップ寓話にしてしまう


 健康被害の観点から、禁煙運動が、世界的に盛んだ。
 受動喫煙なる言葉まで生まれ、喫煙者を密室に閉じ込めなければ、意味が無い、とまで言われる。
 公共機関は軒並み禁煙。
 一流とされる「場」は、レストランであれ、何であれ、一服も許さない。
 路上喫煙を締めだす行政機関は、ますます増える。
 そう、地上では、禁煙の精神は、いよいよ強固なものになって来ている。
 ところがここに来て、「天空」が騒がしい。
 中国が急速に経済発展を遂げ、大気汚染と言うツケが、我が日本の上空を脅かし出した。
 この分だと、地上の涙ぐるしいまでの努力も、中国の汚染空気に飲みこまれてしまう。
 まさに、中国と言う喫煙者は、・・・・禁煙を進める日本人を、受動喫煙者にしてしまうのである。
 タバコの例で行くと、中国を密室に閉じ込めなければ意味が無い。
 同様に、日本の国内だけで、原発云々を言っても、意味が無い。
 国内を完璧に抑えたからと言って、中国が一たび問題を起こしたら、東電並の被害の塊が、風に乗ってやって来る。
 そこいら当たりの事情を、深く考え、且、その打開策を講じないと、地上の努力は、その全部が、イソップの寓話となってしまう、・・・・。
 何とか、してよう〜。
 つづく。

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