1月30日 水曜日
大切な事(健康)は 手遅れになってから 分かる
似て非なる 何が最も 非なる事か
日本語は、実に楽しい。
一見全く同じに見えるが、よく見ると何処か違う、・・・・こんな状態を指して、「似て非なる事(似ているようだけど違う)」と言う。
最近、海外で日本食がブームだと聞く。
中でも「寿司」は、その筆頭であろう。
・本格的に修行した日本人が為している寿司店
・一定期間 日本で修業し 母国に戻って開いた寿司店
などは、日本の寿司とそん色無い、・・・・のは分かる。
いつぞや、長男がロシヤのサンクトペテルブルグに出張した。
その折、寿司店の看板に入り、食べたそうだ。
その出来栄えの写真が送信されて来たが、・・・・これが寿司かと、とても信じられないものであった。
海外の日本食、海外の寿司ブームといっても、まさに、日本語の「似て非なる寿司」も多かろう。
形や、ネタや、味が少々「非」であっても、・・・・それはそれ、海外の「ご愛嬌」で許されもしよう。
ところが、日本の本格的な寿司の神髄は、・・・・形や味や盛り付けで無く、それらを支える、衛生性の観念にある、・・・・と、勝俣部長は見る。
手を洗う、爪を切る、魚と野菜を一緒のまな板で使わない、・・・・などなど、我々が想像出来ないような、衛生性の観念と、その実際だ。
案の定と言うべきだろう、・・・・今朝の産経に、「寿司ブームの落とし穴」と題する、ロシアの日本人記者からのコラムが載った。
・ある女性が ロシア市内の寿司店から テイクアウトした寿司を食べた
・ところが 箱を開けたところ ゴキブリがいた
・体調を崩し 医師の診断書をもって 提訴した
とある。
何もロシヤに限ったことでは無い、・・・・。
いや、日本でさえも、・・・・値段や味のみに的を絞っていたら、知らぬ間に「ゴキブリ寿司」を、喰ってしまうかも知れませんぞ・・・・。
目の着け処に ご注意 ご注意を、・・・・。
つづく。
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