勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」749・・・・転ぶと ヤバイ

12月1日 土曜日

                                        



大切な事(健康)は 手遅れになってから 分かる
   転んで  か ら の  


 間違い無く訪れる老人風景、・・・・分かり切っていた事だが、・・・・ここに来て急にと言うか、俄(ニワ)かに「老人ホーム化」した感を持つ、勝俣部長が住む集合住宅(総戸数360戸)。
 我がファミリーが、札幌から移り住んだのが30年前。
 39才の私が69才。
 10才の長男は40才に。
 58才の隣のおじさんは、88才で先頃、天寿を全うされた。
 この30年の歳月、・・・・気力は落ちずとも、杖を着く人が多くなっても、然りである。
  「イヤ ちょっと 転んでしまってね」
  「イヤ ちょこっと つまずいてしまいました」
など、「転ぶ、つまずく」が、高齢者が病みだす、スタート地点と言えよう。
 古来、「転ばぬ先の 杖」との名言があるが、・・・・実際は、「転んでからの 杖」が大半である。
 戒(イマシ)めの諺が有るにも拘わらず、どうして転んでからになるのだろう、・・・・。
  ・なあに 俺はまだ若い
  ・俺は 大丈夫
 原因は、この種の過信、・・・・の一言に尽きよう。
 そこで、問題無く歩行出来る状態であっても、
  ・黄色の信号は赤(年寄りには黄色の信号は無し)
  ・階段の上り下りは 手摺の近くに沿う形で
  ・両手は ポケットに 入れない
  ・周囲を よく見渡す(下ばっかり見無い)・・・・案外これがポイント
など、自作の、転ばぬ先の杖数カ条を描き、肝に銘じるべし、・・・・。
 と、思ったりしたが、これって、年のせいか、・・・・チクショウ、まだまだ俺は若い、・・・・杖なんか、絶対にいらねえや、イラネエ、・・・・ぞ。
 おバカな勝俣部長は、こう叫ぶのであった。
 つづく。

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