10月2日 火曜日
大切な事(健康)は 手遅れになってから 分かる
秋 田 県 二 題
勝俣部長の飲み助友達の一人に、秋田県の出身者がいる。
だから本日の話しを、書く訳では決して無い。
妙におかしいと言うか、根底で附合すると言うか、・・・・そう思うから、書きたくなった次第である。
一つは、先日も記したが、NHKの受信料支払率が、秋田県が日本一であることである(94.6%/ちなみに全国平均は72.5%)。
純粋と言うか、純朴と言うか、今や多くの日本人が失ってしまった、義務感、正義感の現れか、・・・・。
もう一つは、先の自民党総裁選びで、秋田県連の会長さん達が、選挙後にとった行為である。
これが、どうにもよく分からない。
自民党秋田県連では、持ち票4票の内、3票が石破さんで、1票が安倍さんで、石破さんが圧勝。
しかも地方票は、秋田県連の傾向通り、全国でも石破さんが圧勝した。
この結果だけで行けば、総裁は石破さんに決定したのである。
ところが、自民党の総裁選びには規定があって、1回目の全資格者投票で、過半数を取らなければ、上位2人による決選投票になる。
問題の発端は、この決戦投票の参加資格が、国会議員さんのみにあったからだ。
詰りは、秋田県連さんも、よその県連さんも、決戦投票では、影響を及ぼす事が出来ないのだ。
結局、1回目2番手にいた安倍さんが、石破さんを制して総裁になってしまった。
秋田県連の問題は、ここからである。
「我々が推挙した石破さんが 落選したのは けしからん 民意が反映されてない」
と言って、会長ら幹部4人が、辞任の意向を明らかにしてしまったのである。
その気持ち分からないでもないが、・・・・過半数取れ無い場合の「規定云々」が、突然決まった訳では無い。
最初から分かっていた事である。
それをケシカランとするのは、むしろその事の方がケシカランと言うか、圧倒的な幼稚さである。
しかし、理屈の通らないこの風景も、純真・純朴な、・・・・或る種の正義感であるようにも思う。
件(クダン)の飲み助君と、酒でも飲みながら、話しを続けて見たい、・・・・。
つづく。