7月29日 日曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
ノドの渇きを 潤 す には
高尾登山をしていると、いろいろな人と知り合う。
前回の登山の事である。
話しの中で、その二人連れの男性達は、昭和24年生まれの同級生と知った。
「18年生まれ勝俣部長 対 24年生まれ二人」の会話は、他愛も無い話しから始まり、結構白熱した範囲に及んだ。
彼らの一人が、
「夏場 ノドを潤すのは 冷やした水では 意味ありませんよね」
「ガブガブと 激しく飲むだけで ちっとも ノドが 潤いませんよね」
これには驚いた。
私と考えが、全く一致したからだ。
その通りである。
夏場、猛暑、山登り、炎天下、・・・・ノドが乾く、最高のシーンである。
7年前の最初の夏は、
・1本〜2本(場合によったら3本)は 冷蔵庫で冷たくした水
・1本は 冷凍庫でカチカチに凍らせた水
の3本〜4本を常備して登った。
発汗すると共に、冷やした水は、1本2本と、あっと言う間に完飲。
後は、凍らせた水が溶けるのもどかしく、ボトルに口を着けて吸い出す始末。
そこからの体感は、・・・・ノドの潤いは、水量には比例しない、・・・・冷やした水の非効果を、十分に体感したのである。
今流に言えば、「逆エコ」だ。
だから、・・・・
「いやいや 全く その通りですね」
即答ににも、迫力が重なった。
極端な言い方になるが、最も量少なく、「ノドの潤い」を満たしてくれるのは、熱湯である。
ナメル程度で、ノドがすうっとする。
試して見れば、直ぐ分かることだ。
まあ、熱湯はともかく、2年目の夏より、登山に持参する水は「常温」と決めている。
体質が変化したことも有るだろうが、
・今夏場 猛暑の中 高尾登山
・4時間前後歩き回って
生温かい水、・・・・500ml1本で事足りる。
足りるどころか余るのだから、7年前の、あのガブ飲みは、一体何だったのか、・・・・。
多分、冷たくした水なら今でも、2本や3本は、直ぐ飲み干すに違い無い。
不思議であるが、人間の体って、そんなモノである。
医者の言う「熱中症対策」が、常に正解とは限らない。
だって彼らの殆どは、冷えた部屋に居て、対策を発信してるのだから、・・・・。
つづく。