6月24日 日曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
生玉子 3個 毎朝飲む
生玉子3個、毎朝飲む。
書き出しが、何のためらいもなく、こう来たから、ちょっとビックリした。
またその書き出しは、ウソ偽りの無い事実であるとの、明確なメッセージでもある。
22日、金曜日産経一面のコラム欄。
「音に命あり」と題するコラムを、バイオリニストの千住真理子さんが書いている。
彼女は、バイオリンは勿論、語り口も、語る内容も(イズレモ ラジオ デ シル)素晴らしく、勝俣部長も、全面的ファンの一人である。
当然、私なりに描く素敵な人物像が、既にインプットされている。
生玉子3個飲めば、素敵さが消滅してしまう訳では無いが、ちょっと、とする気は起こる。
まあ、贔屓に言えば、そんな書き出しを平気でする彼女は、誠に素直な性格をしているのだと思う。
そのことはそれとして、生玉子3個で、演奏に力が沸いて来ると言う、・・・・以下本分には、
「1日6個まで飲んで見た事があるが、さすがに気持ち悪くなった」
とある。
・ウナギを食べれば、体力が増す
・ステーキを食べれば、元気になる
・リポDを飲めば、疲労が吹っ飛ぶ
など、事の真意はともかく、我々は、食べ物と、その結果を結びつけて、イメージする動物かも知れない。
ただ、イメージと違い、自分の消化器官の内蔵君達は、
・おお、卵が来た
・おお、今度はステーキが来た
・おお、今度は、元気の素のリポDが来た
などと、悲喜こもごもの感情度(選別度)で、まさか、毎日、毎食を送っている訳でもなかろうに、・・・・。
経験から言うと、高尾登山の時間短縮は、卵も、ウナギも、リポDも関係無い。
・ただただ訓練
・ただただ適正体重
・ただただ食べ過ぎ厳禁
・ただただ簡素な食事
の、「ただただ」でしか無い。
ただである、・・・・生玉子3個で自己暗示効果(プラセボ効果)が生まれるなら、それはそれで大変結構な事だと思う。
千住真理子さんも、私って変かもと思ってか、最後の方で、こう書いている。
「卵の摂り過ぎは健康に良く無い、と医者に注意されている」
「時々血液検査で調べて貰う」
「未だ正常範囲なので、生玉子は飲み続けている」
どうか皆様方は、真似をなさらないで下さい、と。
今度、千住さんの演奏を聞くとき、美しい音色の前に、耳の中が、壮絶な玉子音で、占拠されてしまうのではと心配である。
つづく。