勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」555・・・・殺人機(鬼)

5月4日 金曜日

                                 



(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
 年 寄 り の 敵


 昨夜、長男家族全員で、69才の誕生祝いをして貰った。
 と言う事は、来年はいよいよ古希、・・・・押しも押されぬ高齢者だ。
 相当なスピードで、世の中グルグル変わる。
 実際、祝ってくれた長男が、小学生のときやっていた少年野球、・・・・苦心しながら、撮影したビデオテープある。
 今見たくとも、再現する機械が無い。
 撮影した当時、まさかこんな事になるとは、予想もしなかった。
 やれ8mmだ、やれビデオだ、やれDVDだと、映像関係の、技術進歩(変化)が急だ。
 ただ問題は、大昔も今も、1日24時間、・・・・この事実には、何の変化も、1mm足りの進歩も無いことだ。
 どんなに映像機器が進歩したところで(敢えて進歩と言う)、24時間の壁は破れ無い。
 むしろ、労働を筆頭に、食事、睡眠、運動、考え事など、やるべき事は、山ほどある。
 年を取る事は、普通、仕事が外れることだから、それだけ、自由に処分出来る時間が、増える事になる。
 この、自由なる処分時間を、何に充当するか、・・・・問題はここにある。
 勝俣部長の父親(メイジ38ネン ウマレ)は、モノの見事、この時間を「テレビ」に充てた。
 朝から晩まで、・・・・この言葉がピッタシ当てはまる。
 最後は脳血栓を患い、病みながら世を去った、・・・・。
 強烈な言葉となるが、或る意味、テレビに殺されたと、私は考えている。
 今日、映像機器の発展は物凄い。
 1日24時間、・・・・もっと時間があればいいのに、と思う人も多数居よう。
 映像は、迫力が有り、手に取るように分かりやすく、間単に言えば、「とても面白い」から・・・・かように、素晴らしいことだらけだから、・・・・
  ・痴呆症の素
  ・殺人機(鬼)
  ・礼節損傷機
  ・呼吸するだけの人間生育機
になり易い。
 お年寄りの最大の敵は、映像機器にあり、・・・・とすることは、余りにも極端・・・・であることは、分かっているけれど、・・・・。
 つづく。

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