5月4日 金曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
年 寄 り の 敵
昨夜、長男家族全員で、69才の誕生祝いをして貰った。
と言う事は、来年はいよいよ古希、・・・・押しも押されぬ高齢者だ。
相当なスピードで、世の中グルグル変わる。
実際、祝ってくれた長男が、小学生のときやっていた少年野球、・・・・苦心しながら、撮影したビデオテープある。
今見たくとも、再現する機械が無い。
撮影した当時、まさかこんな事になるとは、予想もしなかった。
やれ8mmだ、やれビデオだ、やれDVDだと、映像関係の、技術進歩(変化)が急だ。
ただ問題は、大昔も今も、1日24時間、・・・・この事実には、何の変化も、1mm足りの進歩も無いことだ。
どんなに映像機器が進歩したところで(敢えて進歩と言う)、24時間の壁は破れ無い。
むしろ、労働を筆頭に、食事、睡眠、運動、考え事など、やるべき事は、山ほどある。
年を取る事は、普通、仕事が外れることだから、それだけ、自由に処分出来る時間が、増える事になる。
この、自由なる処分時間を、何に充当するか、・・・・問題はここにある。
勝俣部長の父親(メイジ38ネン ウマレ)は、モノの見事、この時間を「テレビ」に充てた。
朝から晩まで、・・・・この言葉がピッタシ当てはまる。
最後は脳血栓を患い、病みながら世を去った、・・・・。
強烈な言葉となるが、或る意味、テレビに殺されたと、私は考えている。
今日、映像機器の発展は物凄い。
1日24時間、・・・・もっと時間があればいいのに、と思う人も多数居よう。
映像は、迫力が有り、手に取るように分かりやすく、間単に言えば、「とても面白い」から・・・・かように、素晴らしいことだらけだから、・・・・
・痴呆症の素
・殺人機(鬼)
・礼節損傷機
・呼吸するだけの人間生育機
になり易い。
お年寄りの最大の敵は、映像機器にあり、・・・・とすることは、余りにも極端・・・・であることは、分かっているけれど、・・・・。
つづく。