1月19日 木曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
就 職 内 定 率 に 思 う
昨日の新聞によると、今春卒業予定の大学生の就職内定率(サクネン12/1ゲンザイ)は、71.9パーセントとある。
前年同期に比して、3.1ポイント上昇したそうだ。
この数字をどう見るかは、それぞれだと思う。
就職氷河期と呼ばれて久しい。
確かに、新卒者の「働き口」が無いのは問題であろう。
ただ、内定率が、
・昨年より改善された(今回の場合)、とか
・依然として厳しい、とか
などの言い方(分析)に、全関係者が長期間終始しているが、・・・・それは、何れ、氷河期は無くなる、と言う、幻想に結び着く。
むしろ、今の社会、今後の社会とも、就職氷河期は「常態」だと、・・・・そう理解すべきである。
その理解を前提にしたら、
・構え方
・進み方
・社会への参加の仕方
など、そのももが、俄然、違ってくる、・・・・イヤ、違えなければならない筈だ。
それが、高度に変化してしまった、今の社会にあって、・・・・今もって、我々時代(半世紀前)と、同様な精神構造でいたら、トンデモナイ話である。
内定率を始めとする、数字の裏側には、優秀な企業でありながら、無名ゆえに、優秀な学生に見向きもされない、・・・・いわゆる、ミスマッチな領域と言うか、地帯が、一杯ある。
「就職したい」対「働き手が欲しい」、この不毛な地帯を埋めるには、・・・・幾つも手がある。
ただ、その前に、就職氷河期などと、悲観的に報ずる世相観などに、引きずり込まれず、・・・・そんな事は、「当たり前」とする、こんな逞(タクマ)しいい、精神構造を身に着けるべきだ。
飢え死にしない国、・・・・日本・・・・こんな有難い、バックアップ装置が、備わっている国は、滅多に無い、・・・・。
だから心配せず、
・自分の足で歩け
・自分の体で探せ
・自分の頭で見つけろ
自己流の、・・・・イヤ、自己流こそ大切、・・・・そこからの、探索方法は幾らでもある。
つづく。