11月13日 日曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
珍しい光景 親子の キャッチボール
今、プロ野球界は、日本一を決める試合より、ジャイアンツの内紛劇に話題が沸騰している。
それが証拠に、駅売店のスポーツ各紙のトップ記事は、その記事で満載だ。
恐れいったのは、私の愛読紙、「産経新聞(スポーツ紙では無い新聞)」の昨日の一面にも、
「巨人代表が渡部氏批判」
などと、一面右下に、見出しが踊って掲載されていた。
沸騰劇とは反対に、・・・・キャッチボールに興ずる子供達の姿は、全くと言っていいほど見掛けない。
私の団地には、自前の、それなりの空き地(空間)と、地続きで市の公園が併設されている。
そのどっちも、子供達が熱心に遊んでいるのは、玉蹴り(サッカー)である。
私には二人の男の子がいる。
彼らが小学生の頃、外に出れば、よくキャッチボールをしたものだ。
同時に、他の親子も皆、キャッチボールに興じていた。
キャッチボールが、「父親と男の子」を、まさにキャッチしてた風景であった。
一体、いつ頃から姿を消してしまったんだろう。
見掛けるのは、何処もかしこも、玉蹴りばかりである。
ついこの間の事だった、・・・・いや、今や、「事」では無く、「事件」とさえ表現出来る。
一組の親子が、団地内でキャッチボールをしているではないか。
とても新鮮な光景に見えた。
子供の、ボールの投げ方で、キャッチの仕方で、ゴロの掴み方で、・・・・父親から見れば、子供の成長が確実に分かる。
バッティングセンターも、いつしか姿を消した。
原っぱでキャッチボールの原風景は、・・・・今や昔。
ジャイアンツの騒動が、新聞の一面を飾っているようでは、・・・・野球は、さらに遠い風景に、・・・・。
いっそうの事、野球そのものを、殿堂入りさせたらどうだろう、・・・・か。
つづく。