勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(375)

10月29日 土曜日

                         



(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
高速道路を 人が歩く時代


 いや、参った参ったのニュースである。
 「JAF Mate(日本自動車連盟発行の機関誌)」の11月号を見ていたら、「高速道路を歩く人」なる記事が出ていた。
 昨年の3月、「京滋バイパス」で起きた事故と言うか、事件というかが、・・・・その日の未明に起きたそうである。
 70才代半ばの男性が、高速道路上の片側2車線の、追い越し車線側を歩いていた。
 そして、走行して来た大型トラックにはねられ、死亡したとある。
 そりゃあ、当然、死亡するだろう、・・・・そんな事、容易に分かるから、絶対に歩かない。
 記事にはこうある。
  「路肩ならまだしも、車線上の、しかも走行車線を、歩く人がいるなど、誰が想像出来たのだろうか」と。
 全くその通りで、私は、大型トラックの運転手殿に、同情を禁じ得ない。
 この、高速道路歩行の男性は、認知症を患ってたと言う。
 更に記事は、こう報告する。
 京都府内の自動車専用道路(人が入ってはいけない)への、昨年1年間の立ち入り件数は、
  ・徒歩進入者   112件
  ・自転車進入者   46件
  ・原付進入者    37件
 その理由は、
  ・誤進入      79件
  認知症      25件
  ・故意       21件
  ・不明       65件
 年令別は
  ・60才以上40%
との事である。
 いやはや、・・・・毎日、高速道路を運転している者としては、大変驚く。
 北海道などで、「熊が進入」などとのニュースは、たまに見かけるが、「人が歩く」ことなど、とても想像出来ない。
 上記の、認知症者の数字、また60才以上の数字は、これからの、ますますの高齢化社会の「キーワード」になる。
 すると、・・・・人の進入は「ますます増える」と、予測すべきであろう。
 今後、高速道路の運転は、常に、「人が歩いているかも知れない」と、自分自身に、よく「言い聞かせる」必要がある。
 想定外の事とは、何も「津波」でけのことでは無いようだ、・・・・。 
 つづく。

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