10月29日 土曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
高速道路を 人が歩く時代
いや、参った参ったのニュースである。
「JAF Mate(日本自動車連盟発行の機関誌)」の11月号を見ていたら、「高速道路を歩く人」なる記事が出ていた。
昨年の3月、「京滋バイパス」で起きた事故と言うか、事件というかが、・・・・その日の未明に起きたそうである。
70才代半ばの男性が、高速道路上の片側2車線の、追い越し車線側を歩いていた。
そして、走行して来た大型トラックにはねられ、死亡したとある。
そりゃあ、当然、死亡するだろう、・・・・そんな事、容易に分かるから、絶対に歩かない。
記事にはこうある。
「路肩ならまだしも、車線上の、しかも走行車線を、歩く人がいるなど、誰が想像出来たのだろうか」と。
全くその通りで、私は、大型トラックの運転手殿に、同情を禁じ得ない。
この、高速道路歩行の男性は、認知症を患ってたと言う。
更に記事は、こう報告する。
京都府内の自動車専用道路(人が入ってはいけない)への、昨年1年間の立ち入り件数は、
・徒歩進入者 112件
・自転車進入者 46件
・原付進入者 37件
その理由は、
・誤進入 79件
・認知症 25件
・故意 21件
・不明 65件
年令別は
・60才以上40%
との事である。
いやはや、・・・・毎日、高速道路を運転している者としては、大変驚く。
北海道などで、「熊が進入」などとのニュースは、たまに見かけるが、「人が歩く」ことなど、とても想像出来ない。
上記の、認知症者の数字、また60才以上の数字は、これからの、ますますの高齢化社会の「キーワード」になる。
すると、・・・・人の進入は「ますます増える」と、予測すべきであろう。
今後、高速道路の運転は、常に、「人が歩いているかも知れない」と、自分自身に、よく「言い聞かせる」必要がある。
想定外の事とは、何も「津波」でけのことでは無いようだ、・・・・。
つづく。