7月10日 日曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
まるで バカげた体感
この一カ月、むしろ積極的に熱中症に掛かって見ようと、高尾登山で実験した。
「水」を可能な限り我慢して、登山をして見たのだ。
テスト登山は、4回行った。
結果は4回共に、高尾山頂から一丁平を過ぎ、小仏城山の頂上まで(約100分を要す)我慢出来た。
と、言うより、特段「水」を欲する体内からのサインが、発信されて来ないでいたのである。
この、「水の不要さ」は、てっきり、普段からのトレーニングの賜物だと理解した。
ところがである、テスト登山3回目のとき、・・・・水分補給を絶対しなければならない状態でも、「水分を欲することが無い」事を、体感的に知ったのである。
あの、高血圧事件(210/110)の時と同様に、詰りは、
・血圧が異常に高くなれば体内サインがきっとある
と、思っていたのと同様に、
・水分が不足すればノドの渇きサインがきっとある
と、こう思っていたのである。
ところが、「サインは無い事がある」、事を知ったのだ。
全身から汗は(水分は)どんどん出て行くが、水分補給のサインは少しも上がって来ない、・・・・恐ろしいと言えば、大変恐ろしい。
その結果、見事に熱中症になる。
私の場合、4回のテストの内、先々週と先週の登山時、熱中症とは言えないまでも、
・体が異常にダルくなり
・うすボンヤリの状態になり
・何となくモノがハッキリ見えない感じがして来て
エエ、こりゃヤバイ事になるとばかり、木陰に逃げ込み、水をどんどん飲み、しばらく休息した。
そしたら、全身に精気が蘇ってくるではないか、・・・・体の全部で体感されたのだ。
ウソのように聞こえるかも知れないが、「水」飲んだ途端、精気が戻って来たのである。
熱中症に掛りたく無い皆さん、・・・・気温と湿度と風の吹き具合を考えて、ノドが乾くのを待つのでは無く、
・無理やり水を飲む
・時間をきめて強制的に水を飲む
この、無理無理「水飲」リズムが、熱中症に陥らない対策になりまっせ。
年を取れば取る程、「水飲サイン」は上がって来ません、・・・・だからお年寄りが、より熱中症になり易いのでは、・・・・。
以上、勝俣君の、誠にバカげた、身をもってのテスト報告でした。
つづく。
そう言えば、昨年の夏でしたか、「梅本あかね」さんと、彼と、一緒に登った事があります。
その折の彼の状態は、まさに上記の状態では無かったかと、考えますが。(凡)