勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(278)

7月10日 日曜日

                             


(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
 まるで バカげた体感


 この一カ月、むしろ積極的に熱中症に掛かって見ようと、高尾登山で実験した。
 「水」を可能な限り我慢して、登山をして見たのだ。
 テスト登山は、4回行った。
 結果は4回共に、高尾山頂から一丁平を過ぎ、小仏城山の頂上まで(約100分を要す)我慢出来た。
 と、言うより、特段「水」を欲する体内からのサインが、発信されて来ないでいたのである。
 この、「水の不要さ」は、てっきり、普段からのトレーニングの賜物だと理解した。
 ところがである、テスト登山3回目のとき、・・・・水分補給を絶対しなければならない状態でも、「水分を欲することが無い」事を、体感的に知ったのである。
 あの、高血圧事件(210/110)の時と同様に、詰りは、
  ・血圧が異常に高くなれば体内サインがきっとある
と、思っていたのと同様に、
  ・水分が不足すればノドの渇きサインがきっとある
と、こう思っていたのである。
 ところが、「サインは無い事がある」、事を知ったのだ。
 全身から汗は(水分は)どんどん出て行くが、水分補給のサインは少しも上がって来ない、・・・・恐ろしいと言えば、大変恐ろしい。
 その結果、見事に熱中症になる。
 私の場合、4回のテストの内、先々週と先週の登山時、熱中症とは言えないまでも、
  ・体が異常にダルくなり
  ・うすボンヤリの状態になり
  ・何となくモノがハッキリ見えない感じがして来て
エエ、こりゃヤバイ事になるとばかり、木陰に逃げ込み、水をどんどん飲み、しばらく休息した。
 そしたら、全身に精気が蘇ってくるではないか、・・・・体の全部で体感されたのだ。
 ウソのように聞こえるかも知れないが、「水」飲んだ途端、精気が戻って来たのである。
 熱中症に掛りたく無い皆さん、・・・・気温と湿度と風の吹き具合を考えて、ノドが乾くのを待つのでは無く、
  ・無理やり水を飲む
  ・時間をきめて強制的に水を飲む
この、無理無理「水飲」リズムが、熱中症に陥らない対策になりまっせ。
 
 年を取れば取る程、「水飲サイン」は上がって来ません、・・・・だからお年寄りが、より熱中症になり易いのでは、・・・・。
 以上、勝俣君の、誠にバカげた、身をもってのテスト報告でした。
 つづく。

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 そう言えば、昨年の夏でしたか、「梅本あかね」さんと、彼と、一緒に登った事があります。
 その折の彼の状態は、まさに上記の状態では無かったかと、考えますが。(凡)