勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(127)

2月9日 水曜日


                  ここまで混むかよ・・・・高尾山

 
 高尾登山に励む人達の楽しみは、21回登山が「1満行」と言うシステムにある。
 高尾山健康登山手帳(下の写真)を発行して貰い、登る度に「金100円」を投じて、確かに登山したよとする「証」の、印鑑を押して貰うのである。
        
 高尾山の守護神、「飯綱大権現」さんの縁日が毎月21日だそうで、それにちなんで21回押して貰うと、1満行が達成される。
 勝俣部長の登山手帳を拡大したのが、次の写真である。
      
 「証」の字の下に「NO13」とあるではないか、・・・・これ即ち達成すれば、13回目の満行が為る事を意味する。
 晴れて2月の6日の日曜日、見事13回目の満行が達成したのでありんす。
 すると手帳の最終ページに、達成の証がドント押されるのである。
                       
 この見事な「書」は、手帳を発行して貰う度に、社務所の「書の達人さん」が書く業である。
 見事言う外は無い。
 この書があるからこそ、「健康登山」の意味が有り、登山客が皆意気軒昂なのである。
 ところが、新しい手帳の「NO14」に、書は無い。
 エエそんなバカなと嘆き、お願い出来ませんかと申し出てみたが、・・・・芳(かんば)しい返事は帰って来なかった。
 大混雑、大混雑で、満行達成者が続出。
 平均日に50人前後の人が、押し寄せると言う。
 書の達人さんも何人かはいるが、とても捌(さば)き切れないそうだ・・・・。
 確かに、ハンコをポンと押すのとは違って、大変なことではあるが・・・・。
 が、・・・・だからこそ、意味があるのではないか・・・・。
 勝俣部長の名前が大書された手帳は、この13冊目で終わってしまう。
 残念無念。
 まあ、既に名前入りの手帳が、13冊もあると言うべきか、・・・・。
 気落ちはするが、そこはホレ、「単なる水」を飲んで、新たに登山開、開始、・・・・。
 「単なる水」が、勝俣部長を救う。
 混み過ぎるな「高尾山」。
 つづく。

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