健康体質作り・・・・「高尾山と健康」の巻(13)

9月1日 水曜日

 早いものですね、本年も今日から9月です。1日のことを「ついたち」といいますが、月が立つ日(スタートする日)から、「月・立ち」が転じて、「つ・い・た・ち」になったとか。あれ、これって前にも言いましたっけ。
 猛暑による健忘症ですかね?、それとも年?、・・・・この猛暑ですが、写真の高尾山「一丁平」の木々は、何となく秋の気配です。


怖いお話です
 ある調査によりますと男性が6〜7年間、女性が7〜8年間、死ぬ前に「病みながらえる」時間だそうです。
 それぞれに病む程度は違うでしょうが、煎じ詰めれば「全く面白く無い日々を過ごす」ことを意味します。
 私の住む団地は360個(世帯)です。
 建物は相当に古く、住む人も相応にお年を召した方が多数です。
 60才以上の、いわゆる自治「老人会」があります。
 そこの皆さんに聞いて見ました。
 大半の人が死ぬまで元気でいたい、・・・・少なくとも「自分で自分のことが闊達に為し得る状態でいたい」が、切なる願いです。
 ところがです、多くの皆さんが望む意識とは違い、冒頭の年数だけ、・・・・あくまでも平均値ですが、「病みながらえて」しまうのが実情です。
 何故そうなるのかですが、私は
     これまでの「食習慣」に問題があった
と、決めつけます。
 塩分、油分、糖分に圧倒された食事を・・・・更には「添加物だらけの出来上がり食品」を、腹いっぱい食べて来た日々の「ツケ」が、時間を掛けてまわって来たのです。
 栄養失調で病むより、栄養過多で病む方が、対応としては「始末が悪い」、・・・・私は、そう思えてならないのです。
 病んでからでは遅いのです。
 この「生死を分ける」と言っても過言で無い重大事項に、私が気が着いたのは還暦を過ぎてからです。
 これを「危機一髪」と言わずして、何と言いましょう。 
 「食の摂り方」に十分気を使い、健康寿命と平均寿命が同時に尽きることを(病む期間ゼロ)、私は願わずにおれません。
 つづく。