8月31日 火曜日
今までに何度もこの写真の場所は使った。高尾山稲荷山コースを登り、最初に「深呼吸」したくなる場所である。
何回登っても同じ体感を覚える。それって一体何だろう。不思議な空間である。
6年前までの私の「食風景」
・朝食の「塩鮭、漬物」には、なお醤油を目一杯掛け、
・にぎり寿司10個食をべるのは、「10杯の醤油」を飲むが如く、
・刺身は醤油のプールで泳がせる如し。
・ぶ厚いトンカツを食べ、カツドンを食べ、てんぷら定食を食べ、
・ステ−キにハンバーグに唐揚げが大好きで、
・晩酌は年間欠かさず、
・焼き鳥をつまみ、煮込みをつまみ、醤油に浸した漬物をつまむ。
・ギタギタのラーメンが、打ち上げの食事だ。
バカとは私のこのような食生活を、何一つ疑うことなく40年近く続けて来た事を言う。
こんな「食歴」を見ると、確かに人間の臓器は「ちょっとやそっとでは壊れない」のかも知れない。
ただ「還暦過ぎ」、私の臓器は壊滅状にあった筈である。
「壊滅は直ちに死」を意味するのならまだいい。
ドッコイ、そうは行かない。
酷使し続けた臓器の最後の反撃は、ヘタリながらも頑張り続け、「病みながらえる」状態を作ってくれる。
今の医療技術の水準は、そう簡単に「死」を許してはくれない。
こうして私は死ぬ直前まで、平均値からすると7年間の「病みながらえる生活」を保障されていたのである。
イヤ、正しく言うと、「病みながらえる生活」を自らで作りだしていたのである。
真夏の怪談を遥かに凌(しの)ぐ、誠に恐怖な話である。
私に限ったことでは無いと思う。
貴方も、貴女も、あなたも、・・・・既に臓器破滅を作り出しているかも知れなのです。
つづく。