8月6日 金曜日
今から2年前の、平成20年8月14日(木曜日/盆休み)のことです。
私は当初より、少々の雨では登山を決行してました。
のですが、その日は雲行きが怪しく、ちょっとは気にしてました。
お気に入りの3号路を、のんびりと散策しながら歩いてました。
突然のことです。
風雲急を告げ、天空にわかに怪しくなりました。
「こりゃヤバイ」、咄嗟(とっさ)にそう思いました。
とにかく1mでも、50cmでも、1cmでもいいから低い所に逃げるのだ。
呪文(じゅもん)のように繰り返しました。
差してた登山傘を放り投げ、左急斜面下に飛び込むように身を投じました。
瞬間、「バシッ」とも「バリバリ」ともつかない雷鳴に襲われたのです。
激しい一時(いっとき)が過ぎ去り、放り出した傘を見たら、無残にもバラバラ。
翌日の新聞で、その恐ろしさを改めて知りました。
当日、富士山では一人死亡。
高尾山では、何と、私が身の危険を感じた直ぐ近くで、64才の男性が雷で大火傷(おおやけど)にて重傷。
新聞記事にはこう記されてました。
「・・・・また、9日午後3時10分ごろ、東京都八王子市の高尾山山頂で、
登山道から下に人が落ちていると110番があった。警視庁高尾警察署
によると、登山客男性(64)とみられ、下山途中で雷に打たれ、両足
などに火傷を負い重傷」
翌日友達から電話が入りました。
「高尾山で火傷したのは、君だろう」
「高尾山と64才」だけで、私と決めつけられたのです。(ちなみに当時私は65才でした)。
油断大敵、自然の恐ろしさを努々(ゆめゆめ)忘れるぬよう、自戒、自戒です。
水道水の硬度
ミネラルが含まれてるから「ミネラルウオーター」と、誰しも考えます。
ただ「水道水」にも、ちゃんと含まれてます。
ですから水道水もミネラルウオーターと言っても、おかしくありませんが、知らぬ間にミネラルウオーターの姿・形が刷り込まれてしまった気がします。
中には硬度50とか、80とかの水道水もあります。
私の推測に過ぎませんが、ミネラルウオーターとの呼称は多分、商売上で付した、実に巧妙な言い方に思えます。
昨今流行りの「健康食品」だって、考えて見れば同じです。
だって逆に、「不健康食品」って何。
有害とか無害とかは分かりますが、食品に健康も不健康も無いのでは、・・・・と思うのですが。
ここでも、事に因ったら自戒、自戒が必要な気がしてなりません。