健康体質作り・・・・高尾山の巻(27)

8月6日 金曜日


 今から2年前の、平成20年8月14日(木曜日/盆休み)のことです。
 私は当初より、少々の雨では登山を決行してました。
 のですが、その日は雲行きが怪しく、ちょっとは気にしてました。
 お気に入りの3号路を、のんびりと散策しながら歩いてました。

 突然のことです。
 風雲急を告げ、天空にわかに怪しくなりました。
 「こりゃヤバイ」、咄嗟(とっさ)にそう思いました。
 とにかく1mでも、50cmでも、1cmでもいいから低い所に逃げるのだ。
 呪文(じゅもん)のように繰り返しました。
差してた登山傘を放り投げ、左急斜面下に飛び込むように身を投じました。
 瞬間、「バシッ」とも「バリバリ」ともつかない雷鳴に襲われたのです。
 激しい一時(いっとき)が過ぎ去り、放り出した傘を見たら、無残にもバラバラ。
 翌日の新聞で、その恐ろしさを改めて知りました。

 当日、富士山では一人死亡。
 高尾山では、何と、私が身の危険を感じた直ぐ近くで、64才の男性が雷で大火傷(おおやけど)にて重傷。
 新聞記事にはこう記されてました。
     「・・・・また、9日午後3時10分ごろ、東京都八王子市の高尾山山頂で、
      登山道から下に人が落ちていると110番があった。警視庁高尾警察署
      によると、登山客男性(64)とみられ、下山途中で雷に打たれ、両足
      などに火傷を負い重傷」
 翌日友達から電話が入りました。
 「高尾山で火傷したのは、君だろう」
 「高尾山と64才」だけで、私と決めつけられたのです。(ちなみに当時私は65才でした)。
 油断大敵、自然の恐ろしさを努々(ゆめゆめ)忘れるぬよう、自戒、自戒です。



水道水の硬度 
 ミネラルが含まれてるから「ミネラルウオーター」と、誰しも考えます。
 ただ「水道水」にも、ちゃんと含まれてます。
 ですから水道水もミネラルウオーターと言っても、おかしくありませんが、知らぬ間にミネラルウオーターの姿・形が刷り込まれてしまった気がします。
 中には硬度50とか、80とかの水道水もあります。
 私の推測に過ぎませんが、ミネラルウオーターとの呼称は多分、商売上で付した、実に巧妙な言い方に思えます。
 昨今流行りの「健康食品」だって、考えて見れば同じです。
 だって逆に、「不健康食品」って何。
 有害とか無害とかは分かりますが、食品に健康も不健康も無いのでは、・・・・と思うのですが。
 ここでも、事に因ったら自戒、自戒が必要な気がしてなりません。