勝俣部長の「ため息」1548・・・・度肝を抜かれた

6月18日 木曜日

                                                   
                                                        (長野「善光寺」)



好き勝手に 言いたい放題
ヤクルト の 飲み方


 型にハマる・・・・ハナから、そう信じて止まない・・・・他の様式は取り入れれない。
 大抵の人は(100%と言っていい)・・・・ヤクルトは、あの1本を飲めばいいと、決め付けている。
 勝俣部長・・・・まさしく型にハマり、もし飲むとしたら、あの1本を、ややゆっくり目に飲む。
 よしんば2本目を飲んじゃえ・・・・と、飲む場合・・・・何と無く「後ろめたさ」を覚える・・・・から、実に不思議な「型のハマリ方」である。
 ところが昨日・・・・大手の放送会社の商談喫茶に行ったとき・・・・オーバーに言うと度肝を抜かれた。
  「宝水さんは 何が宜しいですか」
  「では ホットコーヒーを」
などと、それぞれが飲み物を決めた後、最後に商談の相手さんは、ウエートレスさんに向って、
  「ヤクルト」
とオーダーしたのである。
 あの1本が目の前に来るのか・・・・。
 どんな形で来るのだろう・・・・。
 トレ―にあの1本がちょこんと・・・・やや寂しげな光景を連想していた。
 ところが運ばれて来たのは、大きめなグラスに氷と共に、ヤクルトが目一杯入っているではないか。
 一瞬 ウエー 凄ええ
 商談が終りさ引き上げようとしたとき・・・・相手さんに聞いてみた。
  「あのヤクルトって 牛乳とか 何か他のモノも入っているのですか」
  「いや 純粋にヤクルトだけですよ」
  「多分 4本分か 5本分 入っていると思いますよ」
  「ここでは 昔からそうですよ」
 ヤクルトって・・・・そんな飲み方・・・・イヤ 店側からすれば「出し方」をしていいものかい・・・・。
 最後に「水」飲まないと・・・・ やられそうだよ・・・・な。
 実に不思議な光景であった。
 つづく。


 そう 何があっても 最後は水 ですよ