勝俣部長の「ため息」922・・・・パニックは 必ず 起きます

6月13日 木曜日

                              



    手遅れになって 健康を知る
改めて あの 凄まじさ を 思い起こした


 昨夜さる会社の皆さんに、万が一に備えての、「備蓄水」の説明会を開いた。
 話しをしている内に、改めて思い返したのである。
 3.11、・・・・確かに、忘れようもしない大災害であった。
 ただ「水/飲み水」に関して言えば、何日か経ってからの「放射能汚染騒ぎ」の方が、・・・・数段、イヤ、数千倍凄まじかった。
 記憶では(大した記憶だ無いが)、正午のNHKニュースで、東京金町浄水場の水から、規定以上のセシウムが検出された、・・・・このニュースが流れた。
 勝俣部長、・・・・この時、町田市の業務用スーパーに居た(商売)。
 店長と話し込んでいたが、突如、お客が殺到して来た。
 全員が「水」を求め出したのだ。
 ニュースを聞いて無い我々には、何が何だかさっぱり理解出来ない。
 とにかく、凄い騒ぎである。
 僅かな在庫は、アッと言う間に底を着いた。
 あの光景は、・・・・一体何だったのだろう。
 その夜から、私は「顧客対応係」になり、水が無いと断る度に、物凄い罵声を浴びせられた。
  ・赤ちゃんが居るんです
  ・病人が居るんです
  ・年寄りが居るんです
  ・1箱、イヤ 1本 何とかなりませんか
 現在、行政機関の指導もあり、非常用の物資の備蓄が盛んである。
 だから、もう、あんな凄まじい騒ぎは起こらないか、・・・・と言うと、やっぱし起こると思う。
 その理由は簡単で、人間、真剣になると怖い、からである。
 今現在、ニコニコと備蓄に勤(イソ)しんでいる御仁も、一たび事が起こると、
  ・顔は ひきつり
  ・目は ランラン
  ・人の事など お構いなし
 結局、パニックは避けられない、・・・・人とはそういうもの、・・・・そう思う。
 つづく。

 災害に関係無く 水「単なる水」は必要です