勝俣部長の「ため息」2981回・・・・いい国 日本

f:id:bon-ku-ra:20190715172351j:plain

                                    王子「飛鳥山公園」 撮:2019.7

 

 


8月8日 木曜日

 折角、生きてるだから

高1の思い出

 

 つい先日・・・・京都府京丹後市日本海寄り)に住む友人より、お中元でメロン2個が送られて来た。

 「久美浜メロン」・・・・その美味しさ、知る人ぞ知るメロンである。

 当方の中元は「単なる水」少々の送付だから、まさに海老で鯛を釣る、その極み

である。

 メロンと言えば・・・・遥か昔、勝君、高校1年生。

 両親と弟は、父親の転勤で富士吉田市に移り住み・・・・意地を張った勝君、一人で頑張り住んだものの、きが入り・・・・学校(県立巨摩高等学校)近くの、友人宅に厄介になった。

 その厄介になったお宅の生業は・・・・養蚕と(おかいこと)、メロンのハウス栽培。

 年2回の養蚕時期は・・・・蚕(カイコ)棚にネグラを占拠され・・・・それこそタタミ1畳分の

生活の日々。

 蚕が葉を食べる音が一晩中・・・・最初は激しく寝不足、寝不足・・・・次第に慣れてしまったが・・・・。

 方やメロン栽培時は・・・・春先より丁寧な仕事が求められ・・・・様々な角度から剪定作業を為し・・・・最後は苗木1本に、メロンを1個だけを残し、丹念に育てあげると

言うもの。

 夏場を迎えるハウス内の蒸し暑さは、想像をし・・・・多分40数度(℃)は優に越していた筈。

 これらの作業の手伝いを、自ら志願して(志願兵で)行っていたのだから・・・・勉強が嫌いな動かぬ証拠である。

 で、で思い出は・・・・勿論メロンの味である。

 が・・・・直接のメロンの味では無い。

 剪定され、正規社員(売り物)から外れた落第メロンを・・・・この家のおかみさんが、キュウリ などと一緒に、糠漬けにするのである。

 言うならばメロンの漬物・・・・。

 あの頃、高校1年生、日々、メロンの漬物で食事・・・・言っておきますと、メロンの

漬物と、ふり掛けのみの食事が3食。

 当時、この食事が嫌で嫌でたまらなかったが・・・・今は善き思い出、懐かしい。

 でもメロンは・・・・糠漬けより、そのまま食べる方が美味い、美味い。

 久美浜メロンは最高である。

 美味いメロン・・・・いい国 日本だ・・・・。

 つづきます。

 

 

 汗かかずとも 身体から水分抜けてます 小まめに水を・・・・NHKでした