勝俣部長の「ため息」2936回・・・・あるモノ

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                        行田市「水城公園」一角 ミエルタテモノガ トテモイイ 撮:20194

 

 


6月18日 火曜日

折角、生きてるだから

    微 妙

 

 微妙なる言葉がある。

 案外、様々な場面で使う・・・・つ・う・か、自分を納得させてる(のかも知れない)。

  ・エエ 微妙な味ね

  ・あの男女 微妙な関係ね

  ・この値段 微妙ね

  ・あの人の顔 微妙ね・・・・ソリャ 無いか

  ・あの部長の顔色 微妙ね・・・・コリャ 有りか

 勝俣部長・・・・30年前、事の(人生の)成り行き上、銀座8丁目でパブバーを営む

事になった。

 イヤ  正しくは、追い込まれたと言うべきか・・・・まさに微妙。

 知り合いの住建(浦和)さんの力を借り、店舗の内装を始めた。

 ウナギの寝床などと言うが・・・・細長い店で、ど真ん中にカウンターを作り、両サイドを客席とするか・・・・大まかなプランは直ぐ決まった。

 ところがカウンターの・・・・

  ・客同士が向かい合うカウンターの

  ・カウンターと椅子のさバランス

 考えれば、考えるほど微妙と・・・ならざるを得なかった。

  ・向かい合うカウンター幅・・・・有り過ぎても、近すぎてもダメ

  ・椅子とカウンターの高さ・・・・この差が有り過ぎてもダメ、無さ過ぎてもダメ

 バランスが意外に難しい。

 決定するまでに様々な店を訪ね・・・・幅を考え、高さバランスを考え・・・・1週間近くを、この1点(イヤ2点)だけに費やしてしまった。

 その後遺症が30年後の今も残り・・・・初めての飲み屋に行ったとき・・・・ついつい、

   ええ この高さバランス(幅も含め) 全くダメじゃん

   どうせあるモノを・・・・この「ある」ものとは、

  (・前任者の残したもの・大安売りで求めたもの・他人から貰ったもの等)

 人様の無意識に感ずだろうバランスは二の次で・・・・自分の経済性、経済性・・・・自分の効率、効率・・・・。

 そして言う事は、

   ハイ当店は お客様本位の店でして・・・・

 つくな・・・・30年前の微妙が懐かしい・・・・。

 微妙でした。

 つづきます。

 

 

 水って 微妙な飲み物かもよ・・・・