勝俣部長の「ため息」2750回・・・・不良菩薩

12月10日 月曜日

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                                    橋立 山の上の「成相寺」 撮:2018.11

 

 

好き勝手に 言いたい放題

 お化粧仏像

 

 勝俣部長・・・・奈良の「法隆寺」と「薬師寺」に魅せられて久しい。

 何回も、何回も訪れている。

 今年も先月、天橋立観光の帰路、両寺を訪れた。 

 法隆寺の閑散とした・・・・修学旅行生も見ない・・・・そうそう奇跡的に中国人さえも見ない・・・・これ以上の自然さは無いあの風景。

 往時の再現だ・・・・内心、そう思い悦に浸っている。

 方や薬師寺は・・・・「西塔」で西岡常一棟梁(故人)の本を思い出し・・・・柱の一本、

一本に目を凝らす。

 更に、如来像と、二体の菩薩像に息を止められる。

  ・薬師如来

  ・月光菩薩

  ・日光菩薩

 何度見ても飽きない。

 で、で・・・・りを開いた如来様は・・・・この薬師如来様に限らず・・・・如来様は、一切の

飾り物を身に着けていない。

 一方、修行段階の菩薩様は、腕輪やら、耳飾りやら・・・・今風に言うと、ネールなんかも施しているかも・・・・やたらと飾り物を身に着け・・・・チャカついたテレビっ子である。

 そんな思いで何回か見ていたら、如来様と菩薩さまが、勝俣菩薩の身に染み入り、

 結果・・・・巷で女性をソレとなく見て・・・・フフフ、

  ・あの女性の 厚化粧は 「菩薩派」だ

  ・オウ あの女性は 悟りを開いた知的な「如来派」だ

 などと・・・・これまた内心で、ニコニコとしている。

 勝俣菩薩は・・・・飾りこそしない如来様一歩手前に居るが・・・・内心は、最悪

不良薩様である。

 つづく。

 

 

 だから 水で内心を 常に洗浄しております