勝俣部長の「ため息」2671回・・・・正義の熱燗

9月15日 土曜日

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                                            小石川後楽園 撮:2018.9

 

 

好き勝手に 言いたい放題

  惜 別

 

 昨年、9月18日、68才で世を去った後輩。

 最初の会社に、6年後入社し、私が会社を辞す前、5年ほど、共の仕事に就いた。

 ただ、仕事と言うよりも、酒飲み仲間・・・・それも熱中症騒ぎの、猛暑日でさえも

熱燗」一筋・・・・正義の熱燗(悪漢)君であった。

 本日群馬県館林の菩提寺で、一周忌の法要が営まれる。

 惜別の熱燗である。

   遠き別れに 耐えかねて

   この高殿に 登るかな

   悲しむなかれ 我が友よ

   旅の衣を ととのえよ

 

   別れと言えば 昔より

   この人の世の 常なるを

   流れる水を 眺むれば

   夢恥ずかしき 涙かな

 

  島崎藤村・・・・3番目をかく詠う(4番省略)

   君がさやけき 目の色も

   君くれないの 唇も

   君が緑の 黒髪も

   またいつか見ん この別れ

              (島崎藤村

  合 掌。

  つづく。

 

 熱燗と 質のいい水 いい組み合わせです