3月29日 木曜日
浦和素描・・・・「玉蔵院」
好き勝手に 言いたい放題
ナビの原点
40年近くも前の、大昔のことである。
金回りの良い義姉に・・・・我が一家4人が誘われて、グアム島に出かける事になった。
海外旅行である。
仙台、札幌の運転には慣れていたが、都心部の運転には、全くもって自信が無かった。
だから止めて置けば良かったのであるが、
「そうですか じゃ (確か)成田まで 車で私が案内しますから」
本郷の義姉の家を出るまでは、比較的スムーズだった。
ところが、成田に向かう首都高速の入ロが分からない。
・確か人形町の近くの 福住から入ればいいんだよな
ところが分からない・・・・焦り出す・・・・どうしても分からない・・・・進めば進むほど、
とんちんかんに向かう・・・・そんな気がする・・・・やはり止めておくべきだった・・・・増々焦る・・・・いよいよ時間が無くなる・・・・こりゃあダメ、ダメ、間に合わない。
どうするのだ、どうするのだ・・・・。
窮地の一策・・・・そうだタクシーを使えばいいんだ・・・・それだ、それだ、それだ。
車を停め、タクシーを待った。
「運転手さん 成田に行きたいのですが 高速までの道が分かりません」
「済みませんが 福住の入り口まで 案内して戴けませんか・・・・」
「勿論 正規の料金はお支払い致しますので」
タクシーをナビに使う・・・・俺、時代を先取りしていたんだよな・・・・。
蛇足:タクシーとは飛行機を誘導すると言う意もあるそうですから、空港案内も当然
だよな。
つづく。
焦りは禁物 今なら 水を飲んで落ち着いたところに なあ