勝俣部長の「ため息」2514回・・・・焦りました

3月29日 木曜日

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             浦和素描・・・・「玉蔵院」

 

 

好き勝手に 言いたい放題

 ナビの原点

 

 40年近くも前の、大のことである。

 金回りの良い義姉に・・・・我が一家4人が誘われて、グアム島に出かける事になった。

 海外旅行である。

 仙台、札幌の運転には慣れていたが、都心部の運転には、全くもって自信が無かった。

 だから止めて置けば良かったのであるが、

  「そうですか じゃ (確か)成田まで 車で私が案内しますから」

 本郷の義姉の家を出るまでは、比較的スムーズだった。

 ところが、成田に向かう首都高速の入ロが分からない。

  ・確か人形町の近くの 福住から入ればいいんだよな

 ところが分からない・・・・焦り出す・・・・どうしても分からない・・・・進めば進むほど、

とんちんかんに向かう・・・・そんな気がする・・・・やはり止めておくべきだった・・・・増々焦る・・・・いよいよ時間が無くなる・・・・こりゃあダメ、ダメ、間に合わない。

 どうするのだ、どうするのだ・・・・。

 窮地の一策・・・・そうだタクシーを使えばいいんだ・・・・それだ、それだ、それだ。

 車を停め、タクシーを待った。

  「運転手さん 成田に行きたいのですが 高速までの道が分かりません」

  「済みませんが 福住の入り口まで 案内して戴けませんか・・・・」

  「勿論 正規の料金はお支払い致しますので」

 タクシーをナビに使う・・・・俺、時代を先取りしていたんだよな・・・・。

 蛇足:タクシーとは飛行機を誘導すると言う意もあるそうですから、空港案内も当然

    だよな。

  つづく。

 

 焦りは禁物 今なら 水を飲んで落ち着いたところに なあ