勝俣部長の「ため息」2451回・・・・懐かしい

 

1が18日 木曜日

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         広辞苑 左:1996ネン版 右:今回の2018ネン版

 

 

   好き勝手に 言いたい放題

刑事コロンボ 何処へ

 

 

 世の中激しく変り行く。

 勝俣部長・・・・入社(1966ネン)から長い間・・・・冬場のコートと言えば、バーバリーが代名詞だった(アクアスキュータムも続いた)。

 何れにしろ安月給では、高くてとても手が出せない。

 話は外れるが、カメレの「ニコンF」にも憧れたが、手が出せる代物では無かった。

 超超古(イニシエ)の競馬ファンなら、ご存知の方もい居るかも知れないが、昭和40年代(あるいは50年前半かもな)・・・・日本ダービーを制した「ダイシンボルガード」なる馬が居た。

 かなりの高配当が付き・・・・勝俣部長・・・・身分を飛び出す、配当金を手にした。

 そこは賢いと言うか、貧乏人と言うか・・・・冬場まで大切に預け置き・・・・バーバリーコートを求めた。

 客観的にバーバリーを羽織った自分を眺める目があったら・・・・かなり滑稽な姿だったろうと・・・・今なら思える。

 その後、バーバリーかどうかは知らないが、刑事コロンボなる番組が流行り、主人公コロンボの纏う、バーバリー風の、ヨレヨレ気味のコートが街中を闊歩した。

 時代は激しく進み・・・・今、街中に、あのヨレヨレ風のコロンボコートは見ない。

 銀座通りに出て見ても、1人とて居ない。

 あれだけの岩盤保守的なコートさえ変わる(保温効果としては抜群、猛烈なる進化である)。

 たまに街中に出てキョロキョロするのも・・・・時代の進化を感じ、きを感ずると共に、楽しいもである。

 コロンボコートが懐かしい。

 つづく。

 

 

 何一つ いっさら変わらぬもの 水と空気 だけかな