勝俣部長の「ため息」1079・・・・無い事の無い 情感

11月27日 水曜日

                                              
                                                (「皇居」/馬場先門交差点付近)



   手遅れになって 健康を知る
見ず知らずの 他人に 見える日


先日、ある本を読んでいたとき、
   「見ず知らずの 他人に 見える日」
と言う表現が目に飛び込んだ。
 普通、一番「見知って」いるのは親子だし、家族であるし、恋人であろう。
  ・或る日突然 父親が 他人に見えたり
  ・我が子が 見ず知らずの 他人に見えたり
 する事ってあるのだろうか。
 まあ恋人が突然、他人になる事はあるだろうが、・・・・
 多分、若い時分には想像さえ出来なかった事が、・・・・。
   「イヤ 待てよ 有るかも知れない」
 勝俣部長、・・・・だけでなく、「うん そうだよな」・・・・そう思う人は、かなりいるかも知れない。
 経済社会の発展とITの進化などで、家族形態は激しく変化した。
 激しさの結果が、
  「見ず知らずの 他人に 見える日」
 を迎える、・・・・一つの回答かも知れない。
  何処かに、猛烈な寂しさを漂わす言葉である。
  本の先が読み進めず、閉じた。
 つづく。


 静かに 水を 飲む