勝俣部長の「ため息」1008・・・・子供の生活感 が 見えねええ

9月9日 月曜日

                                                
                                              (新橋演舞場築地市場に架かる「采女橋」)



手遅れになって 健康を知る
 あだ名 禁止


 勝俣部長、・・・・自宅から徒歩2〜3分のところに、行きつけの散髪屋さんがある。
 札幌から戻ってからだから、「行きつけ30年間」となる。
 30年の時間経過は、散髪屋の主人公を、「父親⇒娘」に交代させつつある。
 見ていると、テキパキ感鋭い「仕事の捌き度」は、既に父親を凌いでいる。
 彼女には2人の娘がおり、長女は小学2年生だそうだ。
 先日散髪に行ったおり、
   「勝俣さん いらっしゃ お孫さん お元気ですか」
などと、声を掛けられた。
 その一声が切っ掛けで、今の小学生に話しが及んだ。
 そして、ビックリてしまった。
 たまたま彼女の子供の学校がそうなのか、全国的なのか分からないが、・・・・とにかく、彼女の子供の小学校では、
  「あだ名 の 呼び合い 禁止
だそうである。
  「じゃ みんな 何と呼び合うの」
と聞いたら、答は「何何さん」と、「さん付け」だと言う。
 例えば「文乃ちゃん」なら「文乃さん」、「明子ちゃん」なら「明子さん」、・・・・こうなるそうである。
 昔なら「ブンちゃん」とか、「アキちゃん」とかの類で、呼び合っていたに違い無い。
 話しは逸れるが、勝俣部長には強烈な思い出がある。
  ・当時小学2〜3年生だったと思う
  ・今思うに かなりの下痢に見舞われのであろう
  ・どうにも我慢出来ず、漏らしてしまったのだ
 皆に笑いに笑われ、・・・・以来、付いたあだ名が「ウンコ ピリ」。
 ただ勝俣部長の凄いのは、・・・・動揺する気持ちを引っ提げながら、それでも表面的には平気感を出しながら、一日も欠かさず学校に通い続け、見事「皆勤賞」を貰ったのだ。
  (私の小学生活は 私に 不倒なる精神を 植え付けさせてくれたのだ・・・・笑っちゃうがな) 
 こんな経験の有る私から見ると、・・・・「さん」で呼び合う世界には、小学生の幼ない生活感が見えず、面白くもクソ(勝俣部長)も何無い、・・・・公的場面の風景である、・・・・と思えてしまう。
 イジメ問題などが、そうさせてしまったのかどうかは分からないが、・・・・これは、血の通う子供の育成では無い。
 ロボットの育成である、・・・・そんな気がする。
 ゾッと思うのは、・・・・勝俣部長だけかな、・・・・。
 変なことから勝俣部長、・・・・小学生時代の、
  ・強烈な
  ・幼ない生活感
の思い出が、蘇ってしまた、・・・・ああ、あ。
 つづく。


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